「留学したいけれど費用が心配」とお悩みの方もいるでしょう。大学生活をより充実させる方法として「留学」があります。しかし、学費や生活費がネックとなり、留学を諦めてしまう学生も少なくありません。
そこで本記事では、留学を目指す大学生に向けて、費用を抑えつつ質の高い教育を受けられる国を紹介します。また、費用の節約術や留学先選びのポイントについても詳しく解説するので、参考にして留学への第一歩を踏み出してみてください。
目次
留学費用が安い!おすすめの国6つ
ここでは、学費や生活費を抑えながらも充実した留学生活を送れる国々を紹介します。それぞれの国が提供する独自の魅力を知って、自分に合った留学先を見つけてください。
1.マレーシア
近年、マレーシアは留学先として注目を集めています。主要都市圏の物価が非常に手頃である上、多くの大学が英語で授業を提供しており、低コストで高品質な教育が受けられます。
留学先として定番の国との学費の比較は以下のとおりです。
留学先 | 4週間の学費の目安 |
マレーシア | 約10万円 |
アメリカ | 約20万円 |
イギリス | 約15万円 |
オーストラリア | 約15万円 |
1年間の長期留学でも、学費が約20万円から50万円と、他の国に比べて非常にリーズナブルです。また、生活費も日本の半分程度で済むため、経済的に負担が少ないのが特徴です。
さらに、マレーシアは多様な文化が共存しており、異文化交流の場が豊富にあります。首都クアラルンプールは、都市としての利便性が高く、学生が生活しやすい環境が整っています。長期滞在中には、マレーシア特有の食文化や観光地を楽しむこともでき、充実した日々を送れるでしょう。
マレーシアはまた、ASEAN諸国とのアクセスが良いため、近隣諸国へ旅行することも容易です。この地理的な利点を活かして、広範囲にわたって東南アジアの文化を吸収できます。特に、マレーシアの多民族社会からは、さまざまな視点で物事を捉える力を養うことができ、多文化理解力を高める絶好の機会となるでしょう。
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2.ニュージーランド
ニュージーランドは学費の安さと自然の美しさを兼ね備えた国です。年間の学費は50万円から70万円程度で、英語力向上を目指す学生に人気です。美しい自然環境の中での生活は、勉強だけでなく心身のリフレッシュにもつながります。
ニュージーランドは教育制度も充実しており、質の高い教育を受けられます。アウトドアアクティビティが豊富で、休日にはハイキングやスキーなどを楽しめるのも魅力です。さらに、ニュージーランドのフレンドリーな人々との交流を通じて、コミュニケーションスキルも自然に向上するでしょう。
3.フィリピン
フィリピンでは、マンツーマンレッスンが多く、短期間で英語力を向上できる可能性があります。学費は年間約30万円から50万円とリーズナブルで、生活費も比較的安価です。
特にセブ島は、観光地としても人気が高く、リゾート気分を味わいながら学ぶことができます。現地の人々はフレンドリーで、英語初心者でも安心してコミュニケーションが取れる環境が整っています。フィリピンの文化や歴史に触れながら学べる機会も多く、充実した留学生活を過ごせるでしょう。
4.マルタ
地中海に浮かぶ美しい島国マルタは、ヨーロッパの文化を学びながら手頃な価格で留学できる場所です。学費は年間40万円から60万円程度で、語学学校の選択肢も豊富です。
ヨーロッパの他の国々へのアクセスが良く、週末旅行で様々な文化や歴史を肌で感じられます。温暖な気候と穏やかな海に囲まれた環境で、リラックスしながら学びを深めることが可能です。
また、マルタは英語が公用語の一つであるため、ヨーロッパの文化に触れながらも、英語を学ぶ環境が整っています。これにより、国際的なキャリアを目指す学生にとっては、言語スキルと異文化理解を同時に深められる絶好の機会となります。
5.南アフリカ
文化の多様性が魅力の南アフリカでは、異文化理解を深めることができます。学費は年間30万円から50万円程度で、自然環境の中で生物学や地質学などの学問を学ぶのに最適です。
南アフリカはアフリカ大陸の玄関口とも言われ、多くの国々からの留学生が集まるため、グローバルな視点を持つことができるでしょう。サファリ体験や自然保護活動など、他にはない学びの機会が豊富です。地元のコミュニティと協力しながら、社会貢献活動に参加することで、一味違った留学生活を体験できます。
南アフリカの歴史や文化は非常に深く、特にアパルトヘイトの歴史は国際的な視点を養う上で重要な学びとなります。現地の博物館や歴史的な場所を訪れることで、より広い視野を持った国際人として成長できるでしょう。
6.カナダ
カナダは教育水準が高く、国際的なキャリアを目指す学生には理想的な国です。学費は年間40万円から70万円程度で、生活費も都市によって異なりますが、節約次第で抑えられます。
カナダは多文化主義の国で、異なるバックグラウンドを持つ人々と交流を深めることができます。さらに、インターンシップやアルバイトの機会も豊富で、学生は実践的な経験を積めるでしょう。カナダのダイナミックな都市生活と自然の静寂をバランスよく体験することで、豊かな留学生活を送ることが期待できます。
費用の安さだけじゃない!留学先の選び方
留学は単なる学費や生活費の安さだけで選ぶべきではありません。自分がどのような体験を得たいのか、将来に向けてどのような能力を身につけたいのかをじっくり考える必要があります。ここでは、押さえておくべき留学先選びのポイントについて解説します。
学びたい言語や学校のレベルをチェック
留学先を選ぶ際は、目的とする分野において高い教育水準を持つ国や大学を選ぶことが重要です。これにより、留学期間を通して充実した学習環境を確保できます。英語には国や地域ごとにアクセントや言葉の使い方の違いがあるため、理想とする英語を学べる環境を選びましょう。
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文化や気候が合うかをチェック
留学先の文化や気候も重要な要素です。自分が快適に生活できることや、心地よく異文化を体験できる国を選ぶべきです。
気候は生活の質に大きく影響しますし、文化は日々の生活に豊かな体験を与えてくれます。異文化に身を置くことで、新たな価値観や視野を得られるでしょう。
治安もチェック
留学先の治安状況は、学生生活を安全に送るために最も重要な要素の一つです。治安が良ければ、集中して学業に取り組むことができ、さまざまな課外活動にも積極的に参加ができます。事前に情報を収集し、過去の留学生の体験談などを参考にして、安心して滞在できる場所を選ぶよう心がけましょう。
留学費用を安くする方法5つ
留学費用を抑えたいと考えている方に向けて、具体的な節約術をご紹介します。これらの方法を実践することで、限られた予算内で豊かな留学生活を実現できるはずです。
お得な時期に航空券を取る
航空券の価格は時期により大きく変動します。オフシーズンを利用することで、通常よりも安価に航空券を購入できるでしょう。さらに、平日や早朝、夜間などの便を選ぶことで、航空券代を大幅に節約することが可能です。また、複数の航空会社を比較し、価格だけでなくサービス内容も考慮して選ぶとよいでしょう。
奨学金を利用する
奨学金を活用することも、留学費用を削減する方法の一つです。各国の政府や大学が提供する奨学金の中には、留学生を対象にしたものが多数存在します。これらの奨学金は返済不要のものも多く、経済的に大きな助けとなります。ただし、応募条件や締切があるため、早めにリサーチを開始することが重要です。
早めに準備を開始する
留学の準備は余裕を持って行うことが肝心です。早期の計画によって無駄な費用を削減できるでしょう。特に、ビザ申請や健康診断などの手続きは時間がかかることがあるため、早くから情報を集めて対応することが求められます。また、渡航直前の慌ただしさを避けることで、精神的にも余裕を持って出発できるでしょう。
滞在方法を工夫する
滞在方法を工夫することで生活費を大幅に節約できます。たとえば、ホームステイを選ぶことで、食費や光熱費が含まれるため、総合的な生活コストが抑えられます。また、シェアハウスでの滞在も家賃を節約する方法の一つとして考えられるでしょう。さらに、自炊を心掛けることで、外食に比べて食費を大幅に抑えることが可能です。
物価が安い国に留学する
物価が安い国を選ぶことで、生活にかかるコストを削減できます。特に、東南アジアや一部のヨーロッパ諸国では、物価が安いため、学費以外の経費も節約できます。その分予算内で多くの経験を積むことができるでしょう。
留学費用が安いマレーシアはどんな国?
経済的な留学先として、マレーシアは注目されています。安価な教育費用に加えて、在学中の生活も楽しく過ごせる魅力的な要素が満載です。ここでは、マレーシアという国についてさらに深掘りし、その魅力を紹介します。
マレーシアの気候
マレーシアは一年を通じて温暖な熱帯気候にあり、年間平均気温が27度前後で変化が少ないため、寒暖の差で体調を崩す心配が少ないでしょう。心地よい海風が吹くため、過ごしやすく、体が慣れれば非常に快適に生活できます。また、雨期と乾期があるものの、観光や活動のスケジュール調整により、楽しさを損なうことなく過ごせるのが特徴です。
マレーシアの文化
多民族社会であるマレーシアは、マレー系、中国系、インド系の多様な文化が共存しています。この国では、宗教的あるいは文化的な行事が豊富で、留学生にとって異文化交流の絶好の機会となります。異なる文化のバックグラウンドを持つ友人と日々接することができ、より広い視野を獲得できるでしょう。
マレーシアの英語レベル
マレーシアは、英語を学ぶのに理想的な環境を提供しています。公用語のひとつとして英語が広く使われており、日常生活からビジネス、教育まで、質の高い英語に触れる機会が豊富です。
マレーシアの英語は、クリアで国際的なアクセントが特徴で、他の英語圏と比べても聞き取りやすいと評価されています。また、多国籍な環境での交流を通じて、実践的な英語力を磨くことが可能です。 英語が第二言語として浸透しており、非英語圏出身者でも安心して学業に取り組めます。
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マレーシア留学のサポート体制
マレーシアでは、留学生向けの充実したサポート体制が整備されています。国際学生向けのサポートオフィスが設置されており、学業に関するアドバイスから生活面でのサポートまで幅広く対応している大学もあります。
また、弊社OSBでも留学生向けに、各種手続きのサポートや学校生活支援を行っています。
留学に興味がある方は、ぜひ費用を抑えて充実した留学生活を送れるマレーシアへの留学を検討してみてください。