マレーシアに留学を考えている学生にとって、現地での生活費は非常に重要な要素です。特に食費の情報は、日々の生活に直結するため、留学生にとって欠かせません。

 

本記事では、マレーシアでの食べ物の値段や生活費の目安、さらには留学中の節約術について詳しく解説します。マレーシアでの生活をより快適に過ごすために、ぜひ参考にしてみてください。

 

【マレーシア生活】食べ物の値段はどのくらい?

マレーシアは多民族国家であり、その文化の多様性は食に大いに反映されています。現地の人々が日常的に楽しむ食べ物の価格は、日本に比べると非常に手頃であることが多く、学生にとっては嬉しいポイントです。

 

以下では、ローカルな屋台料理からチェーン店、日本食の値段まで詳しく見ていきましょう。

 

ローカル

マレーシアは多文化が融合した国であり、様々な国の影響を受けたローカルフードが楽しめます。ナシレマやチキンライス、ロティチャナイなど、どれも手頃な価格で味わえます。

 

一般的に、ローカルレストランやホーカーセンターでの食事は、一食あたりRM10(約250円)程度で済むことが多いようです。コストパフォーマンスが高く、留学生には強い味方です。

 

また、地元の味を楽しむだけでなく、マレーシアのホスピタリティを感じられるのも魅力の一つです。さらに、特定の地域に行けば、季節限定の食材やローカルのみが知る隠れた名物を味わうことができ、食事を通じてマレーシアの多様な文化をより深く理解できるでしょう。

チェーン店

マレーシアには多くの国際チェーン店が進出しており、ファストフードやカフェでの食事も可能です。マクドナルドやスターバックスなど、日本でもお馴染みの店舗では、セットメニューがRM15〜20(約370〜500円)ほどです。少し高めですが、気分転換に利用するのも良いでしょう。店内の雰囲気やサービスは日本と大差ないため、ホームシックな時には心の安らぎを得られます。

 

また、これらのチェーン店では、無料Wi-Fiや快適な座席が提供されているため、勉強や友人との交流の場としても利用できます。

スーパーマーケット

現地のスーパーマーケットでは、新鮮な食材が豊富に揃っています。牛乳1リットルはRM7(約180円)、パン1斤はRM3(約75円)程度で購入可能です。主食となる米や麺は1kgあたり4リンギットから7リンギット(約110円〜190円)で購入でき、鶏肉や野菜も手頃な価格でマーケットに並びます。一週間分の食材を揃えるのに50リンギットから100リンギット(約1,350円〜2,700円)を見ておくと良いでしょう。

 

日本食

マレーシアでは日本食も人気があり、日本食レストランも数多く存在します。ただし、日本食は割高で、寿司やラーメンなどは一食RM30〜50(約750〜1250円)ほどになることが多いようです。特別な日のご褒美にいかがでしょうか。

 

日本食レストランでは、現地の人々が日本文化に対する興味を持っていることを感じられ、国際的な交流の場としても機能しています。また、地元の食材を使った新しい日本料理を体験できるので、新たな発見があるかもしれません。

【マレーシア生活】食べ物以外の値段は?

食費以外にも、日用品や交通費、通信費など、マレーシアでの生活を支えるためのコストについて知っておくことは重要です。これらの費用は、生活費全体のかなりの部分を占めます。ここでは、食費以外の生活費を具体的に見てみましょう。

 

日用品

マレーシアでの日用品は、日本と同様に手頃な価格です。シャンプーや歯磨き粉などの基本的な日用品は、RM10(約250円)以下で購入できます。ローカルブランドを選べば、さらに安く手に入ります。特に、大型スーパーやディスカウントストアでは、まとめ買いをすることで割引価格が適用されることが多く、予算を有効に使えるでしょう。

 

交通費

クアラルンプールをはじめとする都市部では、公共交通機関が発展しています。電車やバスは、一回RM3(約75円)以下で利用できます。月額パスを利用すれば、さらにお得に移動できるでしょう。

 

自転車やキックボードシェアリングも普及しており、環境に優しい移動手段として人気が高まっています。さらに、都市間バスや格安航空会社を利用することで、週末の小旅行を楽しむことができ、マレーシア国内の様々な地域を訪れる良い機会となるでしょう。

 

通信費

留学中の通信費も気になるポイントです。現地のプリペイドSIMカードは、RM30(約750円)で数GBのデータプランが利用可能です。Wi-Fiはカフェや宿泊先において無料で使えることが多いので、賢く活用しましょう。

 

長期間の滞在を計画している場合は、月額プランを契約することで、通信コストを固定し、安心して利用できるでしょう。

 

マレーシアの通貨

マレーシア留学にあたって、現地での買い物をスムーズにするために通貨についての理解が欠かせません。マレーシアの通貨はリンギット(MYR)です。マレーシア・リンギット(RM)には、100、50、20、10、5、1リンギット の6種の紙幣があります。リンギット以下の単位にマレーシア・セン(SEN)があり、1リンギットは100センです。50、20、10、5の4種のコインがあります。

 

マレーシア政府観光局マレーシア基本情報

両替ができる場所

空港やショッピングモール、街中の両替所で日本円をリンギットに交換することができます。特に市内の両替所は手数料が安く、レートが良い場合が多いので、現地での両替がおすすめです。安全面を考慮し、人通りの多い場所での両替を心掛けることをお勧めします。

 

さらに、オンラインでの両替予約サービスを利用する方法もあります。事前にレートを確認し、スムーズに両替ができるでしょう。

 

通貨リンギットを知る!為替レートやおすすめの両替場所や物価情報-OSB EDUCATION

 

 

生活費の他に留学でかかる費用

留学生活には、食費や生活費以外にも学費、滞在費、手続き費など様々な費用が伴います。各費用を事前に把握することで、より準備を整えた留学を実現するための計画を立てることができます。以下にそれぞれの項目を詳しく説明します。

 

学費

マレーシアの大学や語学学校、一部のインターナショナルスクールの学費は、年間RM10,000〜30,000(約25万〜75万円)と比較的リーズナブルです。大学選びの際には、奨学金制度の有無を確認するのも重要です。奨学金を利用することで、学費の負担を大幅に軽減でき、安心して学業に専念できます。

 

また、学費以外にも教材費や実習費が必要になる場合があるため、事前に総費用を把握し、計画的に準備を進めることが大切です。さらに、特定のコースやプログラムに参加することで、実務経験を積むチャンスが得られ、将来のキャリア構築に役立つ経験を積むことができるため、学業の選択肢を広げることが可能です。

 

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滞在費

滞在費は、寮やシェアハウス、アパートメントなど選択肢が豊富です。寮であれば月RM500〜1,500(約1.2万〜3.7万円)程度、シェアハウスやアパートメントでは立地や設備によりますが、月RM1,000〜3,000(約2.5万〜7.5万円)が目安です。

 

シェアハウスでは、他の留学生や地元の学生との交流を深めることができ、語学力の向上や異文化理解にも役立ちます。立地によっては、通学時間や交通費に影響を与えるため、選択時には慎重に検討することをおすすめします。

 

手続き費

留学にあたり、ビザの申請が必要です。ビザの種類によりますが、手続き費用はRM1,000(約2.5万円)程度かかります。代理店を利用すると、さらに費用が加算されることがありますので、事前の確認が重要です。手続きには時間がかかる場合もあるため、余裕を持った計画を立てましょう。

 

また、ビザ申請に必要な書類や条件をしっかり把握し、不備なく進めることで、スムーズな手続きを実現できます。さらに、ビザ申請中に必要なサポートやアドバイスを提供してくれるエージェントサービスを利用することで、複雑な手続きも安心して進められ、留学準備をより効率的に行えるでしょう。

 

航空券

航空券は、時期によって価格が変動します。早めの予約や、平日出発の便を狙うことで、往復RM1,500〜3,000(約3.7万〜7.5万円)で購入することができます。

 

オフシーズンやキャンペーンを利用すれば、さらにお得に航空券を購入でき、留学費用全体を抑えられます。さらに、複数の航空会社を比較することで、予算内での留学計画が立てられるでしょう。

 

アクティビティ費

マレーシアでは、観光やアクティビティも豊富です。週末に小旅行をする場合、バスでの移動費はRM100(約2,500円)以下で済むことが多く、宿泊先も安価に抑えられます。賢く計画を立てて、充実した留学生活を楽しみましょう。

 

アクティビティの内容によっては、現地の文化や自然を深く知ることができ、貴重な体験となるでしょう。学業の合間に観光を楽しむことで、心身のリフレッシュにもつながります。

 

現役留学生が教える 「マレーシアの大学の休暇制度と留学生の休暇中の過ごし方」-OSB EDUCATION

 

マレーシア留学で費用を節約するコツは?

留学中の限られた予算を効率的に活用するためには、様々な節約術が役立ちます。特にマレーシアでは、住環境や交通手段、アクティビティの選び方次第で、生活の質を落とさずに多くの費用を節約することができます。

 

以下に、具体的なコツをいくつかご紹介します。

 

滞在方法を検討する

滞在費を抑えるには、ルームシェアや安価なホステルを選ぶのも一つの方法です。現地の学生と交流することで、生活費の節約方法を教えてもらえることもあります。

 

ホステルによっては、共同キッチンやラウンジがあり、他の留学生との交流を深めることができ、語学力の向上にも寄与します。また、長期滞在者向けの割引を提供している施設もあるため、事前に情報を収集し、最適なプランを選ぶことが大切です。

 

さらに、留学生向けの特別イベントやワークショップに参加すると、現地の情報を得られ、賢い生活術を身につけられるでしょう。

 

安い時期に航空券を購入する

航空券は早めに予約し、プロモーション価格を狙うのが鉄則です。また、出発日によって価格が変動するので、柔軟に日程を調整することも大切です。特に、平日やオフシーズンを選ぶことで、航空券の費用を大幅に削減できます。

 

学生割引やグループ割引を利用することで、さらなる節約が期待できるため、様々な選択肢を検討し、最適な購入方法を見つけてみましょう。

まとめ

マレーシア留学なら、生活費や学費が比較的安いため、コスパ良く海外留学が叶います。

弊社OSBでは、マレーシア留学に関わる手続きサポートや学校生活支援を行っています。詳しいカリキュラムについてもご紹介いたしますので、お気軽にお問い合わせください。

 

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