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マレーシアの物価は本当に安い?現役留学生が現地調査、詳しく解説!
マレーシアの物価は実際安いの?
「東南アジアは物価が安い!」というのはよく聞きますよね。実際のところはどうなのかを、現地在住一年半目の留学生Natashaが徹底解説いたします!
結論を言うと、「自分の望む生活レベルによって変わる」というのが正直な本音です。現地のブランドやお店のものを使ったら日本より生活費は安くなるし、反対に日本と全く同じ製品や外食をしたら日本より高くなることもあります。
このブログでは、実際にローカルブランドと日系ブランドで買い物をするとどれほど値段が変わるのかを、詳しく解説していきますね!
注: このブログでは1RM = 30円で換算しています。
日常生活に必要なものの値段の例
生活用品(シャンプーなど)
ローカルブランド:
マレーシアで有名なドラッグストアは、WatsonsやGuardianの二強です。モールや街中、いろいろな場所で見かけることができます。
購入できるシャンプーの価格は10RM(約300円)から20RM(約600円)程度です。ブランドにもよりますが、日本より少し安いですね。以下はWatsonsで買える生活用品の一例です。
日本でも有名な肌研の極潤化粧水はセール価格で62.47RM(約1870円)。日本では通常価格1,000円から1,500円程度なので、若干お高いですね。それにしても一本しか売れ残っていないとは、相当人気なんですね!
下段にある日本でもお馴染みのハトムギ化粧水は33.90RM(約1020円)。日本では通常価格約600円から1,000円程度です。殆ど同じくらいですね。
こちら、マレーシアの現地ブランド”Cosmoderm”のレチノール美容液は22RM(約660円)で売られています。
日焼け止めは30RM(約900円)前後で購入可能です。
歯ブラシも販売しています。値段は一番安いもので4RM(約120円)。ただし、マレーシアの歯ブラシはヘッドが大きく(親指サイズほど)、日本の方は日本から購入したり、日本ブランドのものを購入している方が多いです。
生理用品は現地ブランドのもので約12RM(約360円)、運が良ければそれ以下の値段で買えることもあります。
ボディソープは7-20RM(約210円〜600円)前後で購入できます。
日系ブランド:
日本のシャンプーも販売しています。日本のシャンプーは30RM(約900円)から50RM(約1500円)程度です。こちらは日本より少し高いかな?以下は日系ブランドの商品例です。
日本の化粧品ブランド”キャンメイク”のバームリップスティックが約50RM(約1500円)で、日本より若干高い通(常価格が800円から1,000円程度)ですがあまり変わりません。
日焼け止めも売っています。アクアのものが約50RM(約1500円)です。日本だと1,000円から1,500円程度
洗顔料コーナーには、青色のSenkaの化粧洗顔がセール価格で21RM(約630円)です。日本での通常価格は500円から800円程度。
生理用品では、日本でお馴染みのものが10-30RM(約300円〜900円)程度です。
日本では一般的に400円から800円程度の価格で販売されていることが多いため、マレーシアでは価格帯が似ていますが、ブランドやパッケージによっては若干の違いがあるかもしれません。
日本の美容用品を買う上で私がおすすめしたいのは、定期的にマレーシアのいろいろなモールで開催されている「Beauty & Cosmetic Fair」で、日本の製品を大量に安売りしているので、そこで購入することです。
服や装飾品
ローカルブランド:
有名なローカルブランドはPadiniやVincciです。服は50RM(約1500円)から100RM(約3000円)、アクセサリーは20RM(約600円)から50RM(約1500円)程度です。クオリティはお値段相当ですが、暑い東南アジアでは少し薄手の服がちょうど良いので愛用しています。
私のおすすめは、Sungai Wang PlazaやBerjaya Times Squareで買うことです。元々の値段でも安いですが、上手くいけば値段交渉で破格の価格で買うことができます。(私はこの前、30RM(約900円)のTシャツを半額の15RM(約450円)で購入することに成功しました!)
日系ブランド:
ユニクロや無印良品の服は100RM(約3000円)から200RM(約6000円)です。日本よりはお高めですが、信頼の日本ブランドなので現地の人もたくさん愛用しています。
娯楽
ローカル娯楽施設:
マレーシアで有名なシネマは、GSCとTGV Cinemasの二強です。チケット代は15RM(約450円)から20RM(約600円)程度です。先週、友達と「ハイキュー」の映画を観に行きましたが、なんと1人で20RM(約600円)でした。(安すぎる…!)日本だと割引が効いても2000円前後ですよね。
美容室、ネイル
ローカル美容室:
普通のカットは30RM(約900円)から50RM(約1500円)程度です。ただ、思ったようなカットにならないことが多いので、あまりオススメはしません。
日系美容室:
日本人経営、または中華系の方が運営している美容室でのカットは80RM(約2400円)から150RM(約4500円)程度です。店舗によっては500RM(約15000円)を超えることもあります。日本とあまり変わらない、または日本よりも高いので、あまりマレーシアでヘアカットするのはお勧めしません。日本に一時帰国する際に切るのがお勧めです。
住居費の特徴と相場
家賃
住む場所にもよりますが、ユニットの平均価格は1500RM(約45000円)から2500RM(約75000円)程度です。私が住んでいるユニットはCherasにあり、月2700RM(約81000円)のユニットを四人で割っています。部屋の大きさによって家賃の割合を変えていますが、私は一番小さい部屋に住んでいるので、月500RM(約15000円)です。Cherasといえど、最寄り駅まで徒歩10分、首都Bukit Bintangまで駅で三駅、または無料のシャトルバスもあります。施設にはバドミントンコート、テニスコート、サッカーコート、バスケットボールコート、プール、ジム、女性専用ジム、ワーキングスペース、ミーティングルーム、カラオケ、映画鑑賞ルーム、バーベキュースポットが完璧に揃っています。日本だけでなく他の国でも、これほど条件の良い物件はなかなか見つからないと思いますが、マレーシアではこのような物件が数多くあります。
ちなみに、日系の住宅が多いMont KiaraやBukit Bintangなどの高級エリアでは3000RM(約90000円)から5000RM(約150000円)程度です。高級エリアといえど、中心地であるBukit Bintangエリアから近いことを考えると、日本の物件よりは確実にリーズナブルです!
光熱費、水道代
私の住んでいるところを例に挙げると、その月の使用量にもよりますが、光熱費は月40RM(約1200円)から100RM(約3000円)、水道代は15RM(約450円)から30RM(約900円)程度です。合計で50RM(約1500円)から150RM(約4500円)くらいですが、これもまた四人で割っているので、一人あたり15RM(約450円)から35RM(約1050円)くらいです。私の体感では、その月のエアコンの使用量によってここは大きく変わります。
通信費
ローカルプロバイダー:
インターネットと携帯電話の月額費用は100RM(約3000円)から150RM(約4500円)程度です。私のユニットでは月200RM(約6000円)払っています。ローカルプロバイダーによっては、もっと安価なプランも存在しますが、速度や接続の安定性はプランによって異なるため、注意が必要です。
食費の節約術とグルメ情報
現地のローカル店で食べた場合
ローカル店:
ナシレマやラクサなどのローカル料理は5RM(約150円)から10RM(約300円)程度です。例えば、私のよく行くローカル食堂では、ナシレマが6RM(約180円)、ラクサが8RM(約240円)でとても美味しいです。
さらに、マレーシアは中国料理の種類も豊富です。私のおすすめは、麻辣湯(マーラータン)と麻辣香鍋(マーラーシャングォ)です。これらは、今、日本や韓国などの東アジアを中心に流行っているグルメです!麻辣湯とは、元々は中国の四川料理で、「麻(マー)」はしびれる辛さを、「辣(ラー)」は唐辛子の辛さを意味し、その名の通り、しびれる辛さが楽しめるスープです。スープのベースには、鶏肉や豚肉、魚介類などが使われ、さらに様々な野菜や豆腐などを加えた具だくさんの料理です。スープの辛さは調整可能で、好みに合わせて辛さを選ぶことができます。麻辣香鍋は、麻辣湯と同様で四川料理の定番で、具材(肉類や野菜、豆腐など)をスパイスと一緒に炒めた汁なしの鍋料理です。
この二つがマレーシアでは日本に比べて激安で楽しむことができ、モールの有名店だと一人30RM(約900円)前後、屋台に行くと10RM(約300円)前後で食べられます!
日系店:
日本でも有名なすき家(こっちではSukiya)の一食は20RM(約600円)から30RM(約900円)程度です。日本とほぼ同じ値段で同クオリティの牛丼が食べられるのはありがたいです。特に、海外での日本の食事は価格が高くなることが多いため、同じ価格で日本の味を楽しめるのは嬉しいですね。Sukiyaでは、日本と同様に豊富なメニューが取り揃えられており、牛丼だけでなく、サイドメニューやデザートも充実しています。ローカルの食文化を楽しむのも良いですが、時には安心できる日本の味が恋しくなることもありますよね。
自炊の場合
ローカルスーパー:
私は普段、AEONやBIGで買い物をすることが多いです。これらのスーパーは、日本でもお馴染みですね。マレーシアでは、これらの店舗がローカルスーパーとして非常に親しまれています。価格は商品によって異なりますが、日本と比べて安く、例えば米1kgが5RM(約150円)、鶏肉1kgが15RM(約450円)などです。
日系スーパー:
有名なものだと、TRXにあるISETANスーパーがあります。こちらで売られている品の例です。アボカドは一つ9.90RM、日本のブランド”Hokto”のキノコは5RM前後で買えます。日本の焼肉弁当も売られています。さらに、マレーシアらしくナシレマも売られています。なんと、寿司も売られています!値段は現地では少しお高めですが、全体的に日本と変わらない値段で美味しいお寿司を楽しむことができます。こちらは5巻で30RM、ウニ50gで155RMです。鶏肉は10-20RM程度なので、日本より断然安いです。個人的に、お肉はローカルスーパーで買うと匂いがキツかったりするので、日系のスーパーで買うことをお勧めします。こちらは牛肉で、店舗によっては豚肉が売っている店舗もあります。ただし、ハラルコーナーというスーパーとは隔離された特別な場所で売られている場合がほとんどなので、探す際は注意が必要です。しゃぶしゃぶ用の豚肉は200gで17RMほどです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?マレーシアの物価は、日本と比べると全体的に安いですが、品物やサービスの種類によっては日本より高いこともあります。私の経験を元に、いくつかのポイントを挙げてみましたが、参考になれば嬉しいです!
もしマレーシアでの生活についてさらに知りたいことがあれば、コメントで教えてくださいね!